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突然熱を出した時の対応は?

自宅でできるホームケア

急な発熱時のお家での対応方法として、一番良いのが氷嚢、水枕などによるクーリング(冷やす)です。おでこに貼って熱を和らげるものもありますが、それらはあまり効果がなく、氷嚢、水枕の方が効果的です。

・氷嚢、水枕の使い方

体の中でも、大きな血管が走っている”首回り”や”足の付け根”などを重点的に冷やすと効果的です。とはいえ、あくまで、苦痛をとってあげるための一時的な処置と考えてください。

・熱を出したときの服装

熱が上がっているときは、手足は冷たくなり震えがでますので、その時は体を温めてあげてください。逆に、熱があがりきると手足は暖かくなるので、その時は熱がこもらないよう薄着にしてください。

解熱剤の正しい使い方

熱が高いと不機嫌になったり、ボーっとして水分や食事がとりにくくなり、眠りにつけないこともあります。発熱による苦痛が強い場合には、解熱剤を使い体温を少しでも下げて症状を取り除いてあげましょう。そうすることで、食事、水分がうまく取れ、体力を消耗させることなく回復へ導いてあげることができます。

しかし、解熱剤は病気自体を治す薬ではありません。発熱を起こしている物質の流れを止め、熱を一時的に下げるだけですので、平熱まで下がる場合もあれば、病気の勢いが強く使用してもなかなか下がらないこともあります。あくまで症状を一時的に和らげる薬なので、楽にしてあげるために使用してください。

アメリカで市販されているお役立ちグッズ

  1. Tylenol : アセトアミノフェンを主成分とした解熱・鎮痛薬です。子供用のバージョン(Children's Tylenol)もあります。

  2. Advil : イブプロフェンを主成分とした解熱・鎮痛・抗炎症薬です。子供用のバージョン(Children's Advil)もあります。

  3. Aleve : ナプロキセンを主成分とした解熱・鎮痛・抗炎症薬です。ただし、12歳未満の子供には使用しないでください。

  4. Motrin : イブプロフェンを主成分とした解熱・鎮痛・抗炎症薬です。Advilと同じ成分を含んでいます。子供用のバージョン(Children's Motrin)もあります。

ただし、用量や用法、年齢制限に注意して使用し、必要に応じて医師や薬剤師に相談してください。また、同時に複数の解熱剤を使用しないように注意してください。

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