top of page

頭をぶつけたけど大丈夫?

頭をぶつけたあとの注意点

​1. 2歳未満なら危険な高さは90cm

危険な頭の打ち方は、お子さんが車とぶつかった場合や、走行中の車の中で頭を打った場合です。他に心配なのは、2歳未満なら90cm、2歳以上なら150cm以上の高さから落ちた場合です。また、バットやボールのように固いものが激しく頭にぶつかった場合も心配です。そのような場合は病院を受診しましょう。

2. 頭部打撲後の心配なサイン

心配なサインには、頭を打った後ですぐに泣かずに反応がない時間がある、ぼーっとして反応が悪いずっと不機嫌何回も吐くすごく頭が痛い、頭を打った前後のことを覚えていないけいれん耳や鼻からの出血などがあります。また、保護者から見て、「なんか変だな」も大事なサインです。

3. おでこ以外のたんこぶは要注意

お子さんが頭を打ったら、その部分をよく見て、やさしく触ってみましょう。目の周りに「くま」ができてパンダの目のようになったり、耳たぶの後ろにあざができたり、頭を触って段差があったりすると頭がい骨の骨折や頭の中の出血があるかもしれません。おでこの骨は硬いので、少々のたんこぶは大丈夫。どちらかというと、おでこ以外のたんこぶの方が心配です。

4. 頭を打ってから6時間は特に慎重に見守りましょう

頭を打った後、特に最初の4-6時間が心配な時間です。様子を見る場合は、先ほど述べたことが新しくでてこないか注意してください。それ以降はいつも通りの生活で大丈夫です。めったにありませんが、 受傷後24時間は症状が変化する場合がありますので、その後具合が悪くなることもあるので、ぼーっとする、くり返し吐くなど気になることがあれば病院を受診することをおすすめします。

  • Facebook
  • X
  • Instagram のアイコン

©2023 Okito Hashimoto | All Rights Reserved

bottom of page